転職したいけれど、知財部員の転職ってどう伝えたらいいんだろう。退職理由がネガティブになってしまっているせいか、なかなか面接に合格しない。このまま転職が決定しなかったらどうしよう。不安になりますよね。その不安な気持ち、とてもよくわかります。でも、大丈夫です。今回は、やってしまいがちな間違った転職理由の伝え方とその改善方法について解説させていただきます。

知財部員のよくある退職理由

知財部員の退職理由は会社規模別に少しずつ変わります。

大企業の知財部員を退職する場合には「会社での業務が細分化されていてつまらない。技術のことなどは詳しいが実際にどこまで自分の力で仕事が出来ているかがわからない」というものが多いです。

中小企業やベンチャー企業の知財部員の場合は「業務が多すぎて法務業務との兼任などで本来自分の仕事ではないといいたくなるような仕事が多く、業務に専念したい」という退職理由が多いです。

どれもよくわかる転職理由なのですが、そのまま伝えると面接で落とされる可能性がアップしてしまいます。退職理由をベースにして、転職理由などは作るものなので、ネガティブな退職理由はポジティブなものに変える必要性がありますね。次の段落ではネガティブな退職理由をポジティブな退職理由に昇華する方法をお伝えします。

必ず質問を受ける転職理由は、どのように伝えるのが好印象か

退職理由がネガティブになると必ず転職理由もネガティブなものになってしまいます。そこでネガティブな退職理由はポジティブな転職理由に変化させます。

仮に中小企業やベンチャー企業勤務で「本務であるはずの知財業務に専念できず雑用ばかりだから辞めたい」というのではなく「御社の知的財産業務に専念することができれば特許発掘などに大きな時間を割くことが可能なため、もっと有益な成果を残すことができる」という風に、雑用が嫌なのではなく仕事でもっと成果が出せるから本業に専念したいという風に伝えるほうが面接官にとっては心証が良いでしょう。

また全く真逆のパターンとして、「大企業では仕事が細分化されていて、もっと全体を見て横断的な知財業務ができるようになりたい」という場合には、「大企業では仕事を一部しかできないため、雑用と言われる仕事も含めて会社全体を動かすような仕事をしたい」という風に言い替えると良い心証となる可能性が高いです。

そのまま伝えてOK、または避けるべき知財の退職理由とは

退職理由と転職理由は転職後に現在の職場で抱えている不満を解消することができるような内容にすることをおススメいたします。そのまま伝えてOKな転職理由としては「給与などを上げたい」という転職理由は意外と印象が良いです。理由としては、転職をして給料が上がればその人の不満は解消されるため転職後に定着してくれる可能性が高いためです。仮に仕事への不満で、仕事の進め方に不満を持っていたとしても具体的な改善策を打つことは実は企業にとっては難しいものですが、待遇を上げるということは人事的には対策を打ちやすいためです。

避けるべき知財への転職理由としては「人間関係や仕事の進め方に不満があって転職をしたい」とストレートに伝えてしまうことです。サラリーマンである限り必ず人間関係の不満はついて回りますし、仕事の進め方は会社ごとに求めるものが違います。そこを大々的に押し出して転職理由としてしまうと人事サイドは「この人また同じ理由でうちも辞めるのだろうな。大丈夫かな。」という風に心証を悪くしてしまいます。

面接官が退職理由を聞く時に重視しているポイントとは何か

面接官が知的財産部門の退職理由で特に注視しているのは「地味な仕事に耐える耐性があるかどうか」です。

知的財産部門の仕事は発明発掘や現場とのコミュニケーションを繰り返したり、過去のデータベースを調べあげて特許にできるかどうかなどを調べる仕事です。そして成果が見えにくいため、地道に仕事が出来る人材が一番と考えて採用する傾向にあります。仮に業務が単調でつまらないという退職理由や、雑用が多すぎて辞めたいという理由を退職理由としてあげてしまうと内定からは遠ざかってしまいます。

地道な仕事には耐えられることをアピールしつつ、理想の職場環境の会社に出会えるように工夫をして退職理由を伝えられるようにしてみてくださいね。

 

 

 


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