採用にプラスになるスキルとは?

特許事務所の求人情報を見ると、弁理士資格、業界経験有無、年齢、英語力などを応募資格にあげている事務所が多いですね。さて、今回は採用にプラスになるスキルについてご紹介します。

上記以外にも、例えば、以下のスキルがある方は有利なこともあるようです。

意外と重宝されるITに関するスキルがある人

特許事務所や企業知財部では、共有のファイルサーバ、期限管理データベース、出願処理用ソフトなどが導入されています。大手企業や特許事務所では、専任者がこれらの管理運用を行いますが、中小の企業、事務所では自分たちでこれをしなくてはなりません。

 企業の研究所のように理科系大学の出身者が大半を占める職場であれば、ITに詳しい人も多く、IT関連業務の担当者確保は比較的容易かもしれません。

 しかし、特許業界では、様々なバックグラウンドの方がいます。ITに詳しくない人も多く、一部のマニアック(?)な方が、IT関連の業務を一手に引き受けている、というケースが多いのが現状だと思います。

 ですからファイルサーバやメールサーバの管理経験、MS-AccessやSQLの知識を有する人は歓迎されることもあるようです。

海外経験がないのに英語力が高い人

特許事務所での勤務に英語力が必要なのは、外国特許を扱うからです。Speaking、Listeningよりは、寧ろ、Reading、Writingのスキルが重要です。

 TOEICで高得点をお持ちの海外経験者(留学経験者、帰国子女)が意外とこの業界で苦戦する場合があるようです。なぜなら、海外生活では、とにかく話すことが重要ですが、英文法の勉強は二の次となっている場合が多いのです。

 しかし、特許文書では、文法的にミスのない正確な文章を書くことが要求されます。日本の大学(特に英文科)で英語の勉強をされてきた方は、英会話のスキルでは海外経験者に劣るかもしれませんが、しっかりとした英文法の知識を持っている人が多いです。

 ですから、仮にTOEICの点数が同じだとすれば、海外経験者よりも、日本できっちり英語を勉強されてきた方のほうが、特許業界では有利なこともあるようです。

勿論、海外経験がありそのスキルを伸ばすべく勉強を続けている方は更に活躍の場も広がります。この業界はとかく英語力が高い方多く、TOEIC800程度以上の方も多くいます。TOEICの点数で全てが判断されるわけではありませんが、転職の際は資格やTOEICの点数を参考にされる事もしばしば、TOEIC900程度以上の英語力をお持ちの方は、40代の転職もわりと柔軟に可能となるでしょう。

 選考の際に英語のテストを実施されるところも多くありますので、英語スキルの準備は前もって行っておいたほうがいいようですね。

これといった特許実務経験がない人

「特許実務経験が無い」ことがスキルである、というと変かもしれません。特許業界内の転職者は別ですが、技術者から特許業界に入られる方は、仮に技術者としてすばらしいキャリアがあったとしても特許業界では新人です。ですから、通常、最初は先輩社員に従事して様々な指導を受けることになります。

 ここで、指導する側の立場で考えてみますと、カラーの強い人よりは、まっさらの人の方が教え甲斐がある、と思うのが普通だと思います。「未経験者は30歳まで」としている特許事務所が多いのも、このことに関連すると思われます。

 未経験者は、当然ですが、最初は戦力になりません。そんな状況下であっても、毎日、職場に来て仕事をしなければなりません。ですから、先輩社員に早く認めてもらうことが重要です。知財の知識で先輩社員に劣るのは当然です。しかし、知財以外のことで、先輩社員にはないスキル、特技を持っていれば、先輩社員に認えてもらえるきっかけとなるでしょう。

 もしかすると、「知財とはあまり関係が無いから履歴書に書いても意味がない」と思い込んでいたスキルが、実は意外と役に立つ、ということもあるかもしれません。履歴書は、あなた自身をアピールする場でもありますので、しっかり記入して下さいね。

 

 


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